エンタープライズデバイス導入の管理

複数の物理ロケーションに複数のデバイスを導入しているエンタープライズユーザーのために、いくつかの方法があります。

デバイスを注文する前に

ロケーションに特定のIT要件が求められる場合があります。IT管理者に相談してそれらの要件を満たしているかどうか確認してください。

• 解像度:ほとんどの場合、Enplugデバイスは自動的にディスプレイを最適な解像度に設定します。非常に古いディスプレイまたは標準外のディスプレイをお持ちの場合は、追加の手順が必要な場合があります。デバイスを1080Pに戻す場合、または手動で解像度を設定する場合は、EDIDを無効にする必要があります。

• MAC ID情報:EnplugデバイスのMAC IDがネットワークに接続する前に必要な場合は、導入をする前に考慮する必要があります。Enplugデバイスは、起動後すぐに、インターネットに接続するLANとWi-Fi両方のMACアドレスを表示します

• ロケーションの数:Enplugの注文にはミニキーボードが一つ同梱されています。複数の場所に導入する場合は、追加のキーボードを購入するか、各サイトでキーボードが既にあることが前提になります。Enplugデバイスは、標準USBキーボードと互換性があります。

各ロケーションでのフルオンサイト設定

Enplugデバイスの設定手順は非常にユーザーフレンドリーで、ほとんどの場合、技術的な経験がなくても、各拠点の現場スタッフで設定が可能です。

デバイスの設定の詳細については、このドキュメントを参照してください。

各ロケ―ションに拠点のユーザーが管理する画面がある場合は、事前にユーザーをプロビジョニングして、デバイスを完全に設定できます。こちらの記事も参考にしてください:特定のアカウントのディスプレイグループの作成

各ロケーションが各ディスプレイを管理しない場合は、拠点のスタッフは画面に表示される設定フェーズに表示されるセットアップフレーズをメモしておき、管理者に送り、ディスプレイグループにリンクしてもらいます。

ステージングロケーションでの事前セットアップ

必要に応じて、各拠点のロケーションに配布する前に、メインの拠点でデバイスを事前に設定することが可能です。

デバイスは、一つのロケーションでインターネットに接続してから、目的のディスプレイグループに追加できます。その後、実際に導入する拠点に送られます。設定された校正はネットワークを切断しても保存され、あとは導入する場所でインターネットに接続するだけです。導入する拠点の場所のWi-Fiやインターネットに接続するIDやパスワードが初めに設定した場所のID情報と同じ場合、デバイスは自動的にネットワークに接続します。

出荷

ご注文いただいたデバイスは指定の拠点に指定の数量をお届けします。

同時に全てを発送することも、導入予定に合わせて時期を変更することも出来ます。

通常、注文は即日処理され、標準配送も特急配送も利用出来ます。大量のご注文の場合は処理にお時間を頂くこともあります。

ネットワーク管理者・IT管理者向けの情報

導入するロケーションのネットワークやAVの構成に特殊な考慮が必要な場合は、IT管理者に発注前にご連絡ください。1080Pの無いディスプレイハードウェアでEDIDやMAC認証のネットワークなどの場合です。詳細についてはこちらの記事を参照してください。